29発目

　レンタルビデオ屋で『BINBIN忍者ハメ撮りくん』というとんでもないタイトルと出会い、敗北。この圧倒的にどうしようもない低俗さは、原作への愛など『アイス・コング』並になく（キャッチフレーズは「アイツより強い！」）まっこと素晴らしい。借りる気はしないが。
　俺はこれに勝利し、アイデンティティを取り返すために仕事中色々考えた。その結果『父親たちの生殖器』『言おうと思ったけど……手紙で』の二部作を思いつく。
　原作となる映画を観てないので詳しいことは知らんが、とりあえず近親相姦物で、父親側のストレートな表現と、娘側からの手紙を読むように語られる物語とで、一つのファックシーンで2つの楽しみを産み出そうという調べてないが史上初の試みである。
　当然『生殖器』と『正常位』どちらにするか最期まで悩んだのだが、悩むだけ無駄だし、幅広く対応するべきだと考え『生殖器』にした。どこかの映像会社はぜひとも作って欲しい。借りる気はしないが。

　ネオジオバトルコロシアムをあれから2時間ほど遊んでみた。
　レスポンスが悪い気がしてたのは勘違いだった。しかし同時押しのタイミングがシビアなのはそのままだ。
　演出関係がこれまでの作品に比べ良くないのと、背景は高解像度なのにキャラクターが荒さでビジュアルに難はあるが、格闘ゲームとしては楽しめるようにはなってきた。
　しかし、餓狼MOWやリアルバウト餓狼伝説2に比べると見劣りするので、そのうち売られる運命は変わりそうにない。